グリズリーベア訪問

今回は以前から興味があった熊の研究のためにモンタナ、アイダホ、ワイオミングの
熊牧場を三カ所と、動物園を一カ所訪問した。走行距離は2700㎞。
グリズリーは強いけど、人間みたいな動きをして可愛い。
グリズリーベアのラテン語の学名は Urso horribilis(恐ろしい熊)という名前です。

爪がすごいね
意外と泳ぎも上手
今回一番大きかったアラスカヒグマ君。900㎏
グリズリーの力強い頭骨
私はクロクマを甘く見ていた。
彼らも栄養状態が良いと体重400キロにもなるのだね
子熊のミルクやり。
八ヶ月にもなっているのにミルクしか飲んでないそうだ。
小さく産んで大きく育てるパターンだね
グリズリーの実際の大きさ
今回の出張の一番の写真。
モンタナの熊牧場生まれのグリズリーは夕焼けの故郷の森を見て何を思うのか。

私が灰色熊(グリズリー)やイエローストーンに興味を持つようになったきっかけは、
小学生の時に読んだシートン動物記だ。
その中にワーブという名の巨大なグリズリーが出てくる。
そしてワーブと他の動物やイエローストーンの温泉などが出てきて興味をそそられた。
あれから40年以上が過ぎて、今回実際に現地を訪問することが出来た。

しかし熊牧場などで「シートン動物記のワーブを読んでここに来たのだ」と言っても誰もピンと来ないようだった。
映画のシェーンはみんな知っていたけど、シートン動物記は特に若者にはあまり馴染みがないようだった。
私は開高健のオーパを読んでアマゾンに行った。
大人になってからの行動は意外と子供の頃の体験や願望に基づいていることが多いことに気付く。

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