子犬の育て方

衛生面:

予防注射が終わっていない子犬に触れる前には手を洗うようにしましょう。
最初の1日はかまい過ぎず、環境に慣れるまではよく休ませてあげて下さい。

予防注射は5種以上を2ヶ月目、3ヶ月目で行います。
2回目の注射が終わるまでは外に出さずおうちで飼って下さい。
室内であっても他のイヌとの接触はできません。

シャンプーも2回目の注射以後にしましょう。二週間に一度くらい。
汚れた時はむしタオル、またはパウダーシャンプーできれいにして下さい。
5月から11月まではフィラリアの予防薬を獣医でもらって下さい。

食事:

ごはんは1日2-3回与えます。
ドライフードはふやかして粉ミルクをかけてあげます。
量は一回ですぐ食べきれるくらい。便がゆるくなるようなら食べ過ぎです。
子犬は食事の間が8時間以上開くと低血糖を起こす可能性があります。

ネギ、タマネギ類はイヌは食べられませんのでご注意下さい。
小型犬は水容器を引っくり返すのでボトルタイプの水飲みがおすすめです。

保温:

春、秋、冬はヒーター、毛布で保温して下さい。
子犬の適温は28度くらいです。
逆に夏は室内が暑くならないようにエアコンなどで管理して下さい。

しつけ:

トイレのしつけはうまくできた時におおげさなくらいほめて下さい。
2ヶ月を過ぎた子犬は失敗を怒られると理解できますが、
それ以前の子犬は排泄自体を怒られていると認識してしまいます。

かみぐせやいたずらは大きな声でしかるか、おしりくらいは叩いてもかまいません。
いけないことはしっかりしつけておかないと、大きくなった時に飼主がコントロール出来なくなります。
服従訓練として最低限、すわれ、ふせ、待て、来い、はしっかり教えましょう。
家具を噛まれる場合は苦いスプレーが効果あります。

事故防止:

小型犬は抱っこなどで高いところから落とさないようにご注意下さい。
子犬の足を靴で踏んづけて骨折させることもあります。
子犬が飲み込みやすい小さなものは部屋から取り除いておいて下さい。
電気コードなどもかじらないように注意が必要です。

運動: 

6ヶ月までは近所の軽い運動で十分です。過度の運動は前足が曲がったりします。
自転車などの強度の高い運動は1歳くらいからにしましょう。

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