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 トレーニングによる怪我と治療




格闘技やトレーニングを続けていると多少なりとも怪我は付きものです。
ただし強い人ほど怪我しにくいし、怪我しても対応が上手です。

当店のお客様にはトレーニングの初心者の方も多いので、怪我の種類と簡単な対応法を参考までに。
なお下の情報はあくまで参考ですので、痛みが強い時は必ず専門医に相談して下さい。


腱鞘炎: 

ハンドグリッパーやダンベルなどをやり過ぎると、手指、手首、肘などが腱鞘炎になります。
腱鞘炎は筋肉の痛みと違って腱の損傷なのでピリピリした痛みです。
かなり傷む場合は医者に診せる必要がありますが、治療法は冷却程度の保存療法です。
痛みが少なくなってきたら、徐々に軽い負荷からトレーニングを始めます。

私も7年前にハンドグリッパーを始めた時に痛みで指が曲がらないほど腱鞘炎になり、
まともにグリッパーを握れるまでに2ヶ月くらいかかってしまいました。
腱は筋肉より治るのに時間がかかるので、ピリピリとちょっとでも腱が傷んだら少し休みましょう。


筋肉の肉離れ:

肉離れという言葉はわかりにくいですが、要するに筋肉の断裂です。
高重量のトレーニングやオーバートレーニングによって、二頭筋や大胸筋などを断裂することがあります。
筋肉だけでなく、つなぎ目の腱が断裂することもあり、部分断裂と完全断裂があります。
アームレスリングでも二頭筋の断裂はありますが、断裂の程度によって医者に行くと手術か保存療法か判断されます。

空手の練習でも相手の太ももにスパンとローキック入れたら、肉離れになってしまったことがあります。
格闘技では軽いインパクトでも角度とタイミングが合うと大きな怪我になることがありますね。
また以前にキックボクシングのジムでステップ踏んでいるだけで、ふくらはぎの筋肉をビシッと痛めたことがあります(恥)
軽い肉離れでもトレーニングへの完全復帰は2週間くらいかかります。



靱帯損傷: 

元々、四つ足の動物だった人間は、二本脚で立って、取っ組み合うのには無理があります。
クマ、ライオン、ピットブル闘犬なども一時的に後ろ足で立ち上がって、叩いたり、噛んだりもしますが。

膝の靱帯が生まれ付き丈夫な人もいますが、長年柔道や相撲などをやっていると皆さん膝の靱帯は伸ばしてます。
靱帯は一度伸びると緩くなってクセになります。
選手でない人はプロテクターなどを付けると練習が楽です。
私も柔道始めて4年目で膝の靱帯を伸ばしました。
元々バイクの事故でも内側靱帯は伸ばした古傷もあり、痛くて柔道の練習は諦めようか思ってました。
しかしワニガメのお客様の柔道先生にプロテクターを勧められて、おかげさまで今もだましだまし柔道は出来ます。

膝の靱帯損傷は慣れてない整形外科に行くと、いきなり股から足首までのギブスを巻かれそうになります。
私も驚いて逃げ出して、柔道専門の整形外科で取り外し可能なプロテクターを付けてもらいました。
ギブスで完全固定してしまうと筋肉も弱ってしまうので、出来れば格闘技の選手の治療の経験豊富な病院が頼もしいですね。
足首の捻挫も靱帯損傷の一種です。


脱臼:

格闘技の脱臼は肩が一番多いですね。
それも三角筋前部と鎖骨を繋ぐ箇所の脱臼の肩鎖関節亜脱臼が多いです。
私も学生選手と柔道している時に肩から落とされて脱臼しました。
脱臼は見た目はわりと地味な怪我ですが、呼吸が出来なくてすごく苦しかったです。
私は地力で病院に行きましたが、担架で運ばれる人もよくいます。
脱臼もサポーターなどで固定する保存療法ですが、トレーニング復帰まで通常一ヶ月はかかります。
特に腕が使えないと自分でシャツも着られないのでとても不便な怪我です。


骨折:

骨折はトレーニング関係では一番大きな怪我です。
ただし、ウエイトトレーニングやチューブトレーニングなどでは疲労骨折は聞きますが、
いきなり骨がバッキリ折れることは少ないです。

アームレスリングでは慣れてない方が無理な体勢で頑張ると上腕骨の骨折があります。
アームレスリングの試合でもたまに骨折は見ますが、ねじれ折れる骨折なので痛みが激しく、
自分の足で病院に行ける人は少ないようです。
腕相撲の骨折は手術での治療になることが殆どで、職場復帰にも時間がかかります。
腕相撲はとっても手軽ですが、簡単に大怪我する可能性があることを知っておいた方が良いですね。

私も骨折は子供の頃に自転車の曲乗りで、友達と自転車の下敷きになって、前腕の骨を折りました。
また空手で指がL字に曲がったこともあります。
また若い頃に試し割りで失敗して拳も骨折しました。
骨折は経験ある人はわかりますが、普通じゃない腫れ方をするし、体もだるく、微熱が出たりもします。
骨折だけはすぐに医者に行って、レントゲンでどの程度損傷しているか確かめた方が無難です。
損傷の状態を見れば、どの程度の休養とリハビリが必要がわかりますから。


アキレス腱:

アキレス腱が断裂するスポーツはテニスが多いですね。
柔道では滅多にありませんが、ステップを踏む空手では起こります。
アキレス腱断裂は保存療法と手術でつなぐ方法があります。
スポーツ選手は手術を選ぶことが多いようですが、最近は保存療法で早めにリハビリする方法もあるそうです。
私も父と弟がアキレス腱を切っているので自分も注意してます。


切り傷、裂傷:

トレーニングに於ける切り傷などはわりと少ないですね。
不注意でダンベルなどに指を詰めたり、足に落としたりすることはありますが、
キックボクシングのエルボーで顔が切れたりする人はムエタイ選手くらいでしょうから。
頭突きの試し割りで私のように額を割るのも珍しい人ですね(笑)
私も格闘技やトレーニングでは大きな裂傷はありません。
ただし動物のお仕事では常にワニやワニガメの攻撃には注意してます。



以上がトレーニングに於ける怪我と治療の基本です。
怪我の予防としてはよくウオームアップを行うこと、またいきなり無理な負荷に挑戦しないことが基本です。
またトレーニングの強度と頻度が強すぎて、関節などに疲れがたまると怪我はしやすくなります。
心が弱っている時も反射神経が弱っていて、対応が出来ずに怪我をすることがあります。

本格的なスポーツ選手のトレーニングは、怪我するギリギリを見極めるハードな練習も必要です。
しかし基本的に趣味である社会人のトレーニングは「もう少しやりたいな」というところでやめておくと、
怪我無く、無理なく、継続出来て強くなれます。
とにかく怪我だけは起きると、進歩が止まってしまいますから。

皆様の安全なトレーニングと健やかな成長をいつも願っております。





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