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   アニマル日記
   
おもしろい動物とおもしろい人達
       その60 2016



春夏になると日本の各地から相談が来ます。その内容は

「うちの子供が近くの池で尻尾の長い茶色い子ガメを見付けた。これはなんというカメですか?」

話を聞いてみると大概それはカミツキガメのベビーです。

外来種法が施行されてもう11年ですが、野外に放逐されたカミツキガメは確実に繁殖してますね。
外来種法が検討されている際に環境省さんに依頼されて、輸入動物業者にアンケートを取りました。
その結果、カミツキガメは危険動物に指定される前は、毎年何万頭と輸入されてました。

当時はペットショップやホームセンターなどでカミツキガメのベビーが入ったパックが、
山積みされるのが風物詩でした。
当時はカミツキガメはミドリガメに次ぐ人気のカメだったのですね。
その後は危険動物に指定されてからはカミツキガメの輸入は激減し、輸入業者は数社となってました。

しかしながら外来種に指定された当時国内に数万頭いたカミツキガメはかなりの数が放逐されました。
現在各地でカミツキガメベビーが繁殖しているのはその結果ですね。
無責任な飼主が起こした問題ではあるのですが、現状に即した現実的な対応が必要と考えます。

上の写真は白変カミツキガメですが、エサをねだる表情が愛らしいものです。
現在、更に数が多いミドリガメの指定も検討されてますが、不幸なカメが増えないように祈ってます。



尻尾が長いゴールデンも人気でしたが、このリューシ君も他のワニガメに比べて、かなり尻尾が長い。
ワニガメの尻尾はワニのように武器としては使いませんが、上手に尻尾を使って、力強く泳いだり、歩いたりします。
交尾の際もオスは太い尾を巻き付けるので、尻尾は強い方が良いのでしょう。
ワニガメやカミツキガメの尻尾の突起も怪獣みたいと人気です。



子供の頃にこのマンガを読んで、どの犬種を飼おうか考えた。
秋田犬が洋犬と戦うマンガなのだが、ドーベルマン、ボクサー、ブルドッグ、土佐犬などが出てくる。

土佐犬は闘犬だけど、ドーベルマンはガードドッグ。犬同士のケンカ用ではない。
現在のブルドッグは長く走れないほど太った体型。
同様に現在のボクサーもアンダーショットでそれほど噛む力は強くない。

70年代の日本ではまだピットブルは知られてないのでマンガに出てこない。
私も近所の人が秋田犬のブリーダーだったので、秋田犬を飼うことになった。

メスだったし、他の犬とケンカしたことはなかったけど、
秋田犬の足の長い体型や、アゴの形ではそれほど強い犬種ではないと思う。
可愛かったけどね(笑)

開店初期に赤っぽい大型の南米カミツキガメが来た。
それに「赤カブト」と名付けたら、「それはヤマトの天敵のヒグマの名前ですよね」
とお客さんに指摘されたことを思い出す(笑)



ワニガメの死亡原因のトップはエサのあげすぎ、二位は水中ヒーター故障の煮殺しです。
ワニガメはベビーの頃は自分でエサの量を調整出来ません。

水面で口を開けて待っていると、つい飼主さんはエサを多くあげてしまいます。
配合飼料は水を吸うと膨らむし、メダカなどの生餌でも食べ過ぎると亡くなります。

ワニガメベビーならレプトミンの小粒なら一回に4粒くらい、メダカなら二匹くらい。
そして消化には中三日は必要です。糞が出てから次のエサをあげます。

当店のお客様には何度も言ってますが、これを守らないとホントにあっけなく死にますから。
ワニガメが丈夫なのは甲長15cm以上ですね。
それでも大きくなってもエサのあげすぎで亡くなることはよくあります。

ワニガメの他の病気としては手指に水カビが付くことです。
これは水温が低くて体力が落ちた時に起きます。
水温を28-30度に上げて、消毒用イソジンで軽く消毒します。
爪は一旦溶けてしまって、また生えてきます。

また体質や栄養不足のために尻尾の皮が剥けて、骨が出てしまうことがあります。
これは放置すると出血多量ですぐ亡くなります。
尻尾が剥けたら、血が止まるまで1-2日乾燥させます。
一日一回は水に入れて水を飲ませます。
尻尾は切れてしまうことが多いですが、それで命は助かることが多いです。

ワニガメベビーはカミツキガメに比べて、食べる餌を選ぶことも多いです。
配合飼料もこれさえ与えておけば大丈夫というものはありません。
色々な配合飼料とメダカなどをミックスして当店では育ててます。

ワニガメのベビーは他の種類の水カメよりは丈夫ですが、カミツキガメに比べたらだいぶ繊細です。
カミツキガメのように野生であまり増えないのもその辺りに理由があるのでしょうね。

今の時期は昼間暖かく、夜寒い、カメにとっても温度調整が難しい季節です。
底面パネルヒーターを使って上手に保温して下さい。

もちろん大事に育ててればベビーは立派なワニガメに育ちます。
当店のお客様はカメの飼育法はいつでも気軽に相談して下さい。
カメと飼主さんの幸せを願っております。



先日、妻とチワワと広尾の有栖川公園を散歩しました。
17年前の今頃はこの公園でも開店のチラシ配ったりしてました。
17年前と何も変わらない、しっとりとした雰囲気が心地良いです。

やはり良い地域には澄んだ空気が流れてます。
開店初期の気持ちを忘れずに頑張ろうと思います。



ジャンボ君は調子が上がってきてます。
うちに来た動物たちは上手にお世話されるので状態が良くなります。
ワニガメの場合はきれいな水を飲んで少し大きくなり、甲羅や肌のツヤが良くなります。

こんな大きなワニガメを腕だけで垂直に持ち上げられたのが、今では信じられないくらいです(笑)
よく海外の業者がGood Conditonと言いますが、Best Conditionと言えるように頑張りたいですね。



お花見にチワワを連れて行きました。
お花畑に入れると可愛いです。

でも弱虫なので公園で会う犬とは100戦0勝です。
前のピットブルとは大違い(笑)


 
フロリダスナッパーは美しいですね。
放射状の甲羅の模様が芸術的です。

フロリダ君は甲羅が厚くて気が強い。
カメのくせに私にドンドン向かってきて噛み付いて来ます。
カミツキ君のその気概が私は昔から好きなんですね(笑)



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