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  アニマルライフ
       アニマル店長のおもしろ小話


「店長、最強の動物は何だとと思いますか」とよく聞かれます。
「陸上ではアフリカゾウ。水の中ではシャチ」
とこんな小学生でもわかるような答えでは皆様納得されないと思います。

私は「柔よく剛を制す」の武道が子供の頃から大好きです。
動物の中にも体は小さいくせにムッチャ強い動物がいます。

まずはクズリ(Wolverine)

北米と北欧州に生息するこの動物は体重20-27kgくらいなのに
ヘラジカを倒し、ヒグマも脅かす狂暴さです。
イタチ科の動物は戦闘能力に優れます。
ライフルの台尻をもかじり取ると言われる強烈なアゴと爪。
そして体は分厚い毛皮で相手の攻撃を完璧に防御します。

ピットブルとクズリを戦わせるような人もいますが、ピットブルの敵ではなさそうです。

以前にクズリを輸入してほしいと言うお客様がおられました。
アメリカのウルブリン協会に電話してクズリについて教えてもらいました。
その結果

−子供の頃から飼うとクズリはかなり人に慣れる
−イタチ科なので臭いはかなり強烈
−慣れると言っても機嫌が悪いと急に襲ってくる。

クズリはアラスカなどではペットにしている人もいます。
しかし中途半端に慣れる哺乳類は余計危険です。
いっそあまり慣れないイリエワニの方が、元から慣れない前提で世話をするので安全です。

クズリは以前には上野動物園にいました。
子供の頃にはチキンを投げて反応を楽しんだりしたものです。




お次の強者はラーテル(Honey Badger)

ラーテルくんはアフリカ大陸とインドなどに生息するアナグマの仲間です。
アナグマの仲間にも強力な奴らがいます。
ラーテルの大きさはクズリと同じくらい。
ラーテルの武器はやはりその強力なアゴと爪、そしてダブダブの毛皮です。

彼らは無謀なことにアフリカスイギュウに襲い掛かったり、ライオンをも脅かします。
ダブダブの毛皮はコブラの毒もはね返す驚きの小猛獣です。

狂暴すぎてあまり生態等も研究できてないことが彼らの性格をよく表してます。
こいつも臭い臭腺を持っているようで、たちが悪いですね。

"Pound for Pound"(体重比率)ではクズリやラーテルが最強と言われる所以です。
ラーテルもアフリカではペットにしている人がいます。

一般に犬でも人間でも体が大きくなると性格がおっとりする傾向にあると思います。
犬でも人間でも変に狂暴なのは体が小さめのタイプに多いですね。


ラーテルの写真の体の回りの点々は私が子供の頃にラーテルの絵を描くために
下の紙に上からなぞって穴を開けたものです。
おバカな行為で見にくくなってすみません。
子供の頃は動物の絵を書いて「いつかこいつらに会うんだなー」と想像を膨らませてました。

これらの写真は35年前の動物雑誌からのものです。
当時毎週父が私のために買ってきてくれました。


コモドドラゴンとピットブル
爬虫類と哺乳類と種類は違っても噛み付きが得意な動物は顔が似ています。
強力なカミツキパワーを生み出すほほの膨らんだ筋肉、
アゴを動かすために発達した頭の上の筋肉などが似てくるのでしょう。

よくオオカミはピットブルより強いと言い張る人がいます。
これは実際に闘わせてみた記録はかなりあります。
専門家の目から言わせて頂くとオオカミの特性は獲物を追いかけるスタミナと
倒した獲物を素早く噛み裂いて食べるためのアゴの構造です。

ファイティングマシンであるピットブルのように相手にダメージを与えるカミツキパワーと
自分の脚が折れても相手に向かっていく性質は野生のオオカミには意味のない特性です。
動物はその目的によって進化されてます。

そのピットブルも爪の能力がある猫科の猛獣相手では分が悪いですね。

強力な動物を飼ってみたいと思う方は多くおられます。
しかしペットに向かない動物の3Kというのを私は知ってます。
それは

−危険
−臭い
−奇声


の3Kです。
これらの3Kは最初は耐えれそうでも時間と共にボディブローのように
飼主に効いてきます。

−危険度は飼主の神経をすり減らします。
−臭いは飼い主は慣れてきても、遊びに来る友達はいなくなります。
−奇声は近所から苦情が殺到します。

ペットの3Kは動物選びの際に覚えておいて損はないと思います(笑)





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